ロコモ予防始めましょう

ロコモとは
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運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群)」と言います。
骨、関節、筋肉などの運動器(ロコモティブオーガン)の働きが衰えると、移動能力の低下をきたし、生活の中の自立度が低下していきます。
ウオーキングロコモ予防このような状態のまま、何も対処しないでいると、将来、介護が必要になったり、寝たきりになったり、要介護になる危険の高い状態の事をロコモティブシンドロームと言います。
高齢者だけでなく、40歳くらいから始まる人もいると言われており、ひきこもりの原因になったり、メタボリックシンドロームや認知症を合併することもあります。


ロコモチェックをしてみましょう チェックシートのイメージhead011_01.png

あなたも、もしかしてロコモかも?
「ロコモチェック」使って簡単に確かめることが出来ます。

ロコモ診断片足で靴下が履けない

チェックボックスのイメージ片脚立ちで靴下がはけない

チェックボックスのイメージ家の中でつまずいたりすべったりする

チェックボックスのイメージ家のやや重い仕事が困難である

チェックボックスのイメージロコモ診断やや重い家事が困難横断歩道を青信号で渡り切れない

チェックボックスのイメージ15分くらい続けて歩くことができない

チェックボックスのイメージ階段を上るのに手すりが必要である

ロコモ診断2Kg程度の買い物を持ち帰るのが困難

チェックボックスのイメージ2kg程度(1Lの牛乳パック2個程度)の買い物をして持ち帰るのが困難である

上記の7項目の質問のうち、1つでも当てはまる項目があるとロコモの可能性があります。


暮らしの中に運動習慣をとりいれよう!緑の罫線


柔軟性を高めたり、身体活動量をあげる工夫も行いましょう!

ロコモ予防ストレッチ

〈柔軟体操とストレッチング〉
運動する前の準備、または終わった後の整理運動としても行ってみて下さい。


片足立ち
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まっすぐな姿勢で、床につかないよう片脚を上げます。
(足は床から少し離す程度でOK)

≪ポイントロコモ予防片足立ち

  • 転倒しないように必ずつかまるものがある場所で行いましょう
  • 姿勢をまっすぐにして行いましょう。
  • 支えが必要な人は、十分注意して机に手や指(指をついただけでもできる方は、指先だけで)をついて行います。

スクワット
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ロコモ予防スクワット

足は肩幅より少し広めに立ち、つま先は30度くらいに開きます。
膝がつま先より前に出ないように、また膝が足の人差し指の方向に向くように注意しながら、お尻を後ろに引っ張るように体を沈めます。

≪ポイント≫

  • 膝に負担がかかり過ぎないように、膝は90度以上曲げないようにします。ロコモ予防簡単なスクワット
  • 膝がつま先より前に出てしてしまうと、膝に負担がかかるので注意しましょう
  • スクワットができないときは、椅子に座って机を支えにし、立ち座りを繰り返すだけでも効果があるようです。


運動のために時間を作るのではなく、何かをしながらのストレッチや運動がいいようです。ロコモ予防座りながら運動
何かのついでに体を動かすので、無理なく続けられそうですよね。
苦痛にならない程度、時間をかけないことが続ける秘訣になりそうです。