かかりつけ薬剤師

2018.5.29 お役立ち情報

2016年4月の診療報酬改定(2年に一度見直される保険点数の改定)

『かかりつけ薬剤師』制度がスタートしました。かかりつけ薬剤師のイメージ

「かかりつけ薬剤師って何なの?」
「どんなことをしてくれるの?」
など様々な疑問を持つ方は多いと思います。

そこで今回は、かかりつけ薬剤師を持つことのメリットについて少し触れてみます。

メリット


お薬のことはまとめて管理(一元管理)

様々な病院で処方された複数の処方箋を一つの薬局、そして一人の薬剤師が管理する。

  • 処方せんのイメージかかりつけ薬剤師が出勤している場合には必ずかかりつけ薬剤師が対応する。(病気の状態、治療歴を理解しているため、より状態にあわせた薬の説明ができる)
  • 飲み合わせや薬の効果の重複を確認し、病院に問い合わせを行いやすい。
  • 2つの病院の薬をあわせて一包の袋に入れることができる。
  • 残っている薬がある場合には、日数の調整を行い、残薬をなくすための方法を一緒に考える。
    (服用時間の見直し、他の薬や他の剤型への変更提案等)

+αの効果として

  • お薬女性に投薬中の薬剤師手帳を万が一忘れてしまった場合でも、毎回同じ薬剤師であれば服用薬剤について理解しているため、飲み合わせの確認ができる。
  • お薬をお渡しする際には、
    調剤(医師の処方箋に従って薬を作ること)→ 監査(再度、薬の確認を行う)→ 投薬(薬を患者様にお渡しすること)
    という段階を踏んで行っていますが、監査の際には、同じ薬剤師が担当していると監査の時間が短縮できることもあるので、薬ができあがる時間が早くなることもあります。
  • より相互に理解が深まるため、信頼関係が生まれます。

薬局で支払うお金は増えるの?疑問に思う女性
差額は、3割負担の場合 60円~100円1割負担の場合 20円~30円です。
「より長期的にサポートする安心・安全パック料金」とご理解ください。

~かかりつけ薬剤師になるには~


  • (公財)日本薬剤師研修センターの「研修認定薬剤師制度」に基づき、一定の期間内に集合研修や自己研修を受け、必要な単位を取得しなければなりません。
  • 3年以上勤務していること、半年以上同じ薬局に在籍している。
  • 医療に係る地域活動の取り組みを行っている...等

まつもと薬局の薬剤師はこの条件をクリアした薬剤師が多数在籍しています。

かかりつけ薬剤師はいつでも変更・中止することができます。

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