実習ステップ(1~3)
1. 導入:ロールプレイと実践(1~3week) 2. 実践中心:一部ロールプレイ(4~6week)
3. まとめ:服薬指導と処方監査実践(6~7week)
【 多店舗研修 】
【 集合研修 】
実際の実務実習では、進捗状況を確認しながらステップアップ方式で進めていきます。「もっと早く進めて欲しい!」など要望があれば随時相談しながら行っていきます。
ステップ1 導入:ロールプレイと実践(1~3week)
実践
- 医薬品の納品・棚入れ
- 簡単な調剤(ヒート調剤)
計量混合 - 処方変更のない処方(Do処方)の服薬指導
→【second step】
簡単な処方変更があった患者への対応 - SOAP形式での薬歴記載
- 患者さんと会話する(表情・姿勢・共感)
ロールプレイ
- 発注業務
- 処方内容チェック
(入力、算定、内容) - 疑義照会の対応
- 小児用量確認
- インシデントレポート、クレーム対応内容閲覧
- トレーシングレポート閲覧
- 処方意図を理解する
- 資材を用いた服薬指導(点鼻・吸入・注射等)
ステップ2 実践中心:一部ロールプレイ(4~6week)
ロールプレイ
- 麻薬・毒薬の調剤手順
- 代謝排泄経路に応じた処方監査
- 相互作用
- インシデント・トレーシングレポート作成
- ハイリスク薬の情報収集
- ガイドライン・文献検索
- 代替薬の提案
ステップ3 まとめ:服薬指導と処方監査実践(6~7week)
ステップ3では、ステップ1、ステップ2のロールプレイ、実践で行ってきたことのまとめを行います。服薬指導を中心に行いながら、以下のようなことが達成できるようにしていきます。
- 間違いを少なくスムーズな調剤ができる
- 患者さんからの質問に的確な資料を用いて答えることができる
- 臨床検査値から治療の適切性、治療効果、安全性を確認できる
- 処方内容の問題点をみつけ疑義照会できる
- プレアボイドをみつけて報告書の作成ができる
- 服用上の問題点をみつけてトレーシングレポートを提出することができる
【 多店舗研修 】
多店舗研修では
- 糖尿病専門医の処方内容
- 耳鼻科、内科の併設で特徴的な処方箋
- かかりつけ医としての内科処方
- 循環器、呼吸器、精神科など長期投薬に対応した処方
- 1施設では扱っていない、調剤機器、監査機器の体験
など、それぞれの店舗の特徴を活かした研修を行います。
多店舗研修の様子
【 集合研修 】
集合研修では
- 在宅
- 保健所
- 医薬品卸倉庫見学
- 災害医療
- 介護用品見学
- 漢方
- 学校薬剤師見学
など、様々な研修を同じ時期に実習に来ている学生が集合して行います。