お酒・・・楽しく飲むために

2017.10.23 健康栄養

食べ過ぎたり、飲みすぎたりしてついカロリーオーバーしてしまいがちなお酒
飲みすぎずに適量を守れば、ストレス解消やリラックス効果で1日の疲れを癒してくれます。
まずは、カロリーを把握し、飲む量を決めて楽しみましょう。

dayorivol17_01.jpg dayorivol17_02.jpg dayorivol17_03.gif dayorivol17_04.jpg
ビール
500ml
200kcal
ウイスキー
シングル1杯  30ml
70kcal
日本酒
1合 180ml
200kcal
焼酎
1合 180ml
262kcal
dayorivol17_05.jpg dayorivol17_06.jpg dayorivol17_07.gif
ワイン赤・白
グラス1杯 180ml
131kcal
シャンパン
グラス1杯 100ml
80kcal

赤ワインは抗酸化力があり、ポリフェノールを多く含みます。白ワインは大腸の腸内細菌のバランスを整える働きがあります。

カクテルについて

dayorivol17_08.jpg dayorivol17_09.jpg dayorivol17_10.jpg dayorivol17_11.jpg
カルアミルク
おおよそ 200ml
スクリュードライバー
おおよそ 150kcal
カシスオレンジ
おおよそ 176kcal
ブルーハワイ
おおよそ 138kcal
  • カロリーは作り方や分量によって、大きく変わってくるので目安にしてください。

カクテルは甘く、飲みやすいのでつい飲みすぎてしまいがちですが、おもったよりアルコール分が高かったり(4~6%)、カロリー、糖分が高いものが多かったりします。飲み過ぎないようにしましょう。

dayorivol17_12.pngよく食べるものに換算すると・・・

dayorivol17_13.jpg dayorivol17_14.png dayorivol17_15.jpg
ご飯
1杯
200kcal
ハンバーガー
1個
276kcal
ケーキ
1カット
315kcal

望ましい飲酒量

人にもよりますが大体、以下の量が1日の望ましい量です。
これより多い方は徐々に減らしていきましょう。
女性は男性よりアルコール代謝が少ないといわれているので以下の量の2/3量にしましょう。(純アルコール約20g)

dayorivol17_16.jpg dayorivol17_17.jpg dayorivol17_18.jpg dayorivol17_19.jpg dayorivol17_20.jpg dayorivol17_21.jpg
ビール
中ビン1本
500ml
焼酎
1/2カップ
100ml
カクテル
1杯
350ml
ワイングラス
2杯
200ml
ウイスキー
ダブル1杯
60ml
日本酒
1合弱
180ml弱

お酒はあくまでも健康的に楽しんでください。
週に2回は休肝日(お酒をまったく飲まない日)を設け依存しないように・・・。

おつまみについて

~気をつけたい料理(高カロリー高塩分高脂質おつまみ類)~

  • 脂肪の多い物(ソーセージ、豚バラ串、ピザなど)
    脂肪分の多いおつまみはエネルギー過多になりやすく、また、アルコールと一緒に摂取することで脂肪の分解能を低下させ、脂肪合成を高めます。
    中性脂肪が高くなったり、脂肪肝の原因につながります。

  • 塩分の多い物(塩辛、珍味など)。
    酔うと、味覚が麻痺し、味の濃いものがほしくなり、塩分をとりすぎてしまいがちです。

  • 内臓系おつまみ(もつ煮、レバーなど)
    dayorivol17_22.jpg
  • 揚げ物(から揚げ、フライドポテト、スナック菓子など)
  • 魚卵系(いくら、うに、たらこなど)

~安心料理(カロリー控えめおつまみ類)~

  • 大豆を使った料理(冷奴、枝豆、納豆など)
    大豆などの良質の蛋白質は、肝機能を高めてくれます。また、胃の粘膜を保護し、急激な吸収を防ぎます。

  • 野菜(野菜の煮物、サラダ、おひたしなど)
    野菜に多い食物繊維は二日酔いを予防するといわれています。

  • ビタミン、ミネラルを多く含む料理(ひじき、牡蠣など)dayorivol17_23.jpg
    海藻類、野菜、果物、豆類、きのこ類にはカルシウムや鉄などのミネラル豊富に含まれています。ビタミン類はアルコール代謝をうながしてくれます。また、肝機能の働きをアップさせてくれます。

  • (刺身、焼き魚など)

  • 酢の物(きゅうり、もずくなど)