幸福de酢誕生秘話

2017.10.19 開発秘話

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なぜ?

店舗で扱える、健康の手助けになる果実酢を探し続けていた栄養部は、あるときすべて北海道で採れた果物で作られている酢を見つけ店頭に並べることにしました。その酢は徐々に患者様に浸透しリピーターも増え皆さんに喜んでいただいていました。

供給の停止

ところがある日突然製造業者の都合で商品が入荷しなくなり、販売の停止をせざるを得ない状況になりました。リピーターの皆さんからは残念がる声が途切れませんでした。

継続販売への思い

スタッフはあらゆる手を尽くし、希望通りの酢はないかと調べ続けましたが生産地や価格そして味など、どうしても思いにかなうものは得られませんでした。

出会い

こうなったら作るしかないのか・・・・!?社長の頭の中に、いつしかこんな思いが湧き出ていました。どんな方法があるのだろう、何から始めればいいのだろう。周りの人たちに自分の思いを伝える日が続きました。そんな時社長が在籍している経済団体である中小企業家同友会の食ラボとかちとの出会いがありました。同友会の外郭団体である食ラボとかちは、国から2年間の委託事業 =地域内連携による商品開発= を行っていました。

協力者

その人脈により帯広農業高校食品科学科ビネガ-班(酢酸菌)、オホーツク財団(製法)、K's FARMケーズファーム(恒温機の提供)、その他多くの協力を得て ときいろファームで採れたブルーベリー、ラズベリー 、新得産の梅を原料とした3種類の酢の製造がはじまりました。               

安心と安全

生産地が見える原料を使用することで、消費者に安心をしていただき 薬局という施設で販売管理し安心安全な商品を提供したい、そのために私たちができることは何だろう。薬剤師と管理栄養士は健康づくりに適した栄養素や果実濃度を確認し、長く続けていただける味や成分を調整しました。

念ずれば花開く

そして平成28年10月に地域産の原料で健康な毎日をおくり、皆さんが元気であり続けられるようにと願いを込め幸福de酢が誕生しました。


※帯広地域雇用創出促進協議会で実施する商品開発事業「食ラボとかち」が開発情報や製造技術をまつもと薬局、ときいろファームに移管し製造
※幸福de酢は商標登録されています