薬剤師による薬に関するQ&Aお薬に関するQ&Aご質問一覧

お薬の保管について

薬を保管する際に、気をつけることは何ですか?
一般的にお薬は光と湿度に弱い傾向がありますので、高温・日光・湿度を避けて子供の手の届かない所に保管してください。お薬によっては、冷所や暗所に保存するような特殊な保管の仕方の薬もありますので、薬局で説明をよく聞くといいです。
坐薬は冷蔵庫で保管した方がいいですか?
一般的に解熱鎮痛剤などの坐薬は冷所保存となりますが,痔やてんかんなどの室温保存でいいものもありますので、薬局などに確認するといいと思います。
目薬は冷蔵庫で保管した方がいいですか?
特に冷所保存と指示されたものでなければ直射日光を避けて室温保存で大丈夫です。冷蔵庫で保存すると結晶ができる目薬もありますので、室温保存と指示されたものは冷蔵庫には入れないでください。
残った薬はいつまで保管できますか?
薬の剤形によって異なりますが、錠剤やカプセルは1年くらい、粉薬は3ヵ 月、シロップなどの液剤は1ヵ月を目安に服用するといいと思います。目薬などは開封した薬は1ヵ月くらいで残ってても破棄した方がいいですし、子供の熱さましの坐薬などは1年くらいは冷所保存で大丈夫です。
インスリンの保管について注意することはありますか?
インスリンは使用前のものは、凍結を避け冷蔵庫の送冷口を避けて保存して下さい。使用中のものは、結露を避けるために冷蔵庫には保管しないでください。

お薬の飲み方について

薬を水以外で飲んでもいいですか?
薬は150mlくらいの水、またはぬるま湯で飲むのが良いとされています。薬によっては飲むものにより薬の吸収が妨げられたり、作用が強く出すぎるものもあります。

  • お酒・・アルコールにより薬の効き目が強くでる事があります。睡眠薬や血糖降下剤などは注意が必要です。
  • 牛乳・・一部の抗生物質は牛乳に含まれるカルシウムと結合して、吸収されにくくなり、薬の効き目が弱くなる事があります。
  • グレープフルーツジュース・・一部の血圧降下剤は一緒に飲むことにより、薬の効き目が強く出ることがあります。
錠剤を噛んだり、カプセルを開けて飲んでもいいですか?
錠剤やカプセルには様々な工夫がされていることが多いです。錠剤を噛んだりカプセルを開けて服用することは避けてください。錠剤やカプセルが飲みにくい場合は医師、薬剤師にご相談ください。
『食間』と指示のあるものはいつ飲めばいいですか?
『食間』とは、食事と食事の間のことで、食後約2時間が経過した時間のことです。食事中に服用するという意味ではありません。
乳児の薬をミルクに混ぜてもいいですか?
薬を混ぜることによってミルクの味が変わって、子供がミルク嫌いになることがありますので混ぜない方がいいです。少量の水などに薬を練って飲ませてあげるといいと思います。
薬とアルコールを一緒に飲んでもいいですか?
薬によってはアルコールにより、効き目を強くしたり、弱めたりすることがあるので、薬局に相談されることをお勧めします。

お薬の成分・効き目について

医師が処方する薬と市販の薬ではどのように違うのですか?
医師や歯科医師の処方せんや指示によって使われる薬を医療用医薬品、市販の薬を一般用医薬品といいます。 医療用医薬品は、作用や使用方法などで医師や薬剤師などの専門家による管理が必要であり、大部分に保険が適用されています。個人の症状にあわせて、薬の成分や量が決められていますので、他人に譲ったりしてはいけません。 一般用医薬品は、一般の人が薬剤師のアドバイスをもとに薬局などで購入し、自分の判断で購入する薬です。
塗り薬の軟膏とクリームはどのように違いますか?
効果の面では大きな違いはないのですが、軟膏よりもクリームの方がサラッとしています。医師は皮膚の状態によってクリームか軟膏を使い分けていますので、その都度処方された薬を正しく使ってください。
冷たいシップと温かいシップはどのように違いますか?
はっきりした基準はありませんが、冷シップは打ち身、捻挫、打撲など急性的な痛み、炎症に、温シップは肩こり、腰痛など慢性的な痛み、炎症に使用することを目安にするといいです。
便秘薬は服用後どのくらいで効果がありますか?
個人差はありますが以下の時間を目安にしてください。    

  • アローゼン・プルゼニド・・8~10時間
  • 酸化マグネシウム・・6~12時間
  • ラキソベロン・・7~12時間
漢方薬は長く飲み続けないと効きませんか?
どの程度、続ければ効果が現れるかは飲む人の体質や病気の種類や症状によって異なります。急性の症状の場合は短期間の服用で良くなる場合もありますので、いちがいに長く飲み続けなければならないとは限りません。

調剤薬局の利用について

どこの薬屋さんでも、調剤してくれますか?
薬屋さんには薬局と薬店があります。「保険薬局」「調剤薬局」「処方せん受付」などの表示のある薬局であれば、どこでも調剤してもらえます。薬店では調剤してもらえませんのでご注意ください。かかりつけの薬局をつくっておくと便利かと思われます。
処方せんに期限はありますか?
処方せんの有効期限は発行日を含めて4日間です。諸事情で薬局に行くことのできない方は、有効期限を指定してもらうことができますので医師にご相談ください。また、処方せんを紛失してしまった場合は、再発行をしてもらう必要があります。受診した医療機関に紛失したことを伝えてください。
病院で処方された薬を、次回薬局で買うことはできますか?
医師の指示によって使用される医療用医薬品は原則的に処方せんのない方には販売することはできません。
おくすり手帳は持って行った方がいいですか?
複数の病院・薬局で薬をもらっている時などは、薬の重複や危険な飲み合わせなどを避けることができますし、以前合わなかった薬やアレルギーを記録しておくと、副作用の防止にも役立ちます。どこの医療機関でももらうことができますのでおくすり手帳はぜひお持ちになることをお勧めします。
薬局では、処方された薬について説明してもらえますか?
お薬を安心して正しく使用していただくために、薬効、使用方法、保管方法、副作用など充分説明いたします。お薬について疑問がありましたら、薬剤師にお聞きください。