Vol.9 インフルエンザの豆知識

2017.10.23 薬局だより

インフルエンザとは?

高熱のイメージ主な症状が鼻やのどに出る"かぜ"に対し、インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染によって、38℃以上の突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。

インフルエンザか  ぜ
経過 急激に発症 ゆっくりと経過
症状 38~40℃の高熱・寒気・頭痛・鼻水・咳・倦怠感などの全身症状・のどの痛みなどの症状が後に続く 主に咳・鼻水・喉の痛みなどの症状が現れ、発熱を伴う事がある。
合併症 肺炎や脳炎など まれ
感染力 強く人から人へ急速に広がる 弱くだらだらと広がる事が多い

インフルエンザの主な感染経路

  • 飛沫感
    マスクをしようのウサギのイラスト保菌者のくしゃみや咳による飛沫を吸入することにより感染!!
    マスクの着用で予防。

  • 接触感染
    手お洗おうの熊のイラスト保菌者に直接触れたり、人を介して間接的に触れることで感染!!
    手あらい・うがいで予防。

  • 空気感染(飛沫核感染)
    家で過ごそうのネコのイラスト空気中に漂っている病原体を吸い込むことで感染。
    (飛沫から水分が蒸発することで飛沫核となり長時間空気中に浮遊する)。
    感染予防としては、ウイルスがいそうな場所には近づかない事!!

手洗いの時間、回数によるウイルスの残存数

  • 手洗い無し・・・約100万個
  • 流水で15秒・・・約1万個手洗いのイラスト
  • ハンドソープで10秒もみ洗い、流水で15秒・・・数100個
  • ハンドソープで10秒もみ洗い、流水で15秒を2回繰り返す・・・数個

薬の必要性

薬のイメージ成人であれば通常、自分の免疫力で1週間程で回復に向かいます。子供は脳炎、脳症をおこす可能性が高かったり、肺炎などの合併症をおこしやすい高齢者などは薬の服用が有効とされています。

インフルエンザと解熱剤

解熱剤の中には、脳炎・脳症をおこしたり、悪化させることがある薬もあるので注意が必要です。発熱のイメージのイラストインフルエンザ以外の病気で処方された解熱剤や市販の薬等は自己判断で使用しないでください
又、解熱剤は痛みを静める効果もあるので頭痛薬や体の痛み止めとしてもらった薬も注意しましょう。

予防接種は受けた方がいい?

予防接種をすれば100%インフルエンザにかからないと言う訳では ありませんが、1回の接種で70%、2回の摂取で90%程度の予防率と言われています。もしかかかってしまっても 重症化を防ぐ効果はあります。

予防接種のイラスト

抵抗力の弱い乳幼児や高齢者・糖尿病・腎臓病・肺や心臓に持病のある方は予防摂取を受ける事がすすめられています。ワクチンの効果が現れるまでに約2週間かかるので流行前あるいは早い時期に予防接種する事が大切です。