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『まつもと薬局だより 第9号 』
< イ ン フ ル エ ン ザ と は ? >
主な症状が鼻やのどに出る“かぜ”に対し、インフルエンザは突然の高熱から、頭痛や関節痛などの全身症状が強く現れるのが特徴です。
| インフルエンザ | か ぜ | |
|---|---|---|
| 経過 | 急激に発症 | ゆっくりと経過 |
| 症状 | 38~40℃の高熱・寒気・頭痛・鼻水 咳・倦怠感などの全身症状・のどの痛み などの症状が後に続く |
主に咳・鼻水・喉の痛み などの症状が現れ、発熱 を伴う事がある。 |
| 合併症 | 肺炎や脳炎など | まれ |
| 感染力 | 強い 人から人へ急速に広がる |
弱い だらだらと広がる事が多い |
< インフルエンザにはどんな薬があるの? >
タミフル・リレンザ・シンメトレルの3種類があります。どれも、体内でウイルスが増えるのを抑える薬で、直接ウイルスを死滅させる薬ではありません。ウイルスが増えないようにする事で回復までの期間を短くする事ができます。発熱から48時間以上たってすでにウイルスが増えてしまった後では、薬の効果は期待できません。
| 薬品名 | 剤 型 | 注 意 点 |
|---|---|---|
| タミフル |
カプセル ドライシロップ |
服用後の異常行動の報告から10代の使用には十分な配慮が必要。 |
| リレンザ | 吸入 | 子供は吸入が上手にできない場合がある。喘息など呼吸器疾患のある方は注意。 |
| シンメトレル | 錠剤 細粒 |
A型インフルエンザには効果的だが、B型インフルエンザには効果がない。 |
< 薬 の 必 要 性 >
成人であれば通常、自分の免疫力で1週間程で回復に向かいます。子供は脳炎、脳症をおこす可能性が高かったり、肺炎などの合併症をおこしやすい高齢者などは薬の服用が有効とされています。
< インフルエンザと解熱剤 >
解熱剤の中には、脳炎・脳症をおこしたり、悪化させることがある薬もあるので注意が必要です。インフルエンザ以外の病気で処方された解熱剤や市販の薬等は自己判断で使用しないでください。
又、解熱剤は痛みを静める効果もあるので頭痛薬や体の痛み止めとしてもらった薬も注意しましょう。
< 予防接種は受けた方がいい? >
予防接種をすれば100%インフルエンザにかからないと言う訳では ありませんが、1回の接種で70%、2回の摂取で90%程度の予防率と言われています。もしかかかってしまっても 重症化を防ぐ効果はあります。抵抗力の弱い乳幼 児や高齢者・糖尿病・腎臓病・肺や心臓に持病のある方は予防摂取を受ける事がすすめられています。ワクチンの効果が現れるまでに約2週間かかるので流行前あるいは早い時期に予防接種する事が大切です。


