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病院の検査値でわかること~血液検査・腎機能・肝機能・糖尿病・代謝系

病院の検査値でわかること
~血液検査・腎機能・肝機能・糖尿病・代謝系~

<血液一般検査>

赤血球(RBC)

赤血球は朝に多く、夜に減少すると言われます。
又、夏に少なく冬に多くなります。喫煙や運動などによっても数値は高くなり、妊娠時は低くなります。

低い場合:貧血   高い場合:多血症

ヘモグロビン(Hb)

ヘモグロビンは赤血球に含まれる血色素で、体内に酸素を運ぶ役割があります。

低い場合:貧血   高い場合:多血症

ヘマトクリット(Ht)

一定量の血液中に占められる赤血球の割合を示しています。

低い場合:貧血   高い場合:多血症

<腎機能検査>

尿蛋白

体の障害がなくても、激しい運動や寒さ・精神的な興奮・強いストレスなどによっても影響します。

(+)の場合:腎臓の病気 (腎炎やネフローゼ症候群等)尿路系の異常

尿素窒素(BUN)

尿素窒素は腎機能の糸球体でろ過されます。腎機能が低下すると血液中の尿素窒素の濃度は高くなります。

高い場合:腎不全・糖尿病・閉塞性尿路疾患   低い場合:肝硬変・劇症肝炎

クレアチニン(CRTN)

クレアチニンは老廃物の一種です。排泄に障害があるという事は、腎機能の低下を意味し、この値が高い程腎臓の障害が大きい事になり ます。

高い場合:腎臓の病気(急性、慢性腎不全・腎盂腎炎尿毒症など)心不全

<肝機能検査>

GOT(AST)

GOTは心筋・肝臓・骨格筋・腎臓等に多く存在します。これらの臓器に異常がおこると、GOTにもすぐに異変が現れます。

高い場合:急性、慢性肝炎・アルコール性肝炎・脂肪肝・心筋梗塞・肝硬変・劇症肝炎

GPT(ALT)

GPTは特に肝細胞の壊死や変性に敏感に反応する数値です。

高い場合:急性、慢性肝炎・アルコール性肝炎・脂肪肝・心筋梗塞・肝硬変・劇症肝炎

γ-GTP

アルコールに敏感に反応します。 肝臓や胆道に病気があると他の酵素より早く異常値を示します。

高い場合:アルコールによる肝臓障害・肝臓や胆道の病気

<糖尿病の検査>

尿 糖

血糖値が一定限度を超えると尿中に糖がでます。

(+)の場合:糖尿病・糖尿性腎症

血 糖 (BS)

ブドウ糖は生命を維持するエネルギー源として利用されている為、血液中の血糖は一定の濃度に保たれます。それを超えるとすい臓からインシュリンと言うホル モンが出て、血糖を下げるように働きます。糖尿病になるとインシュリン が不足し血糖があがります。血糖値は糖尿病の診断に欠かせません。

高い場合:糖尿病・すい臓の病気

ヘモグロビン(HbA1c)

過去1~2ヶ月の血糖コントロールの目安になります。

高い場合:糖尿病・溶血性貧血・腎不全・膵島腺腫

<代謝系の検査>

総コレステロール(TC)

コレステロールは体の中にある脂肪の一種で体を作る細胞や体の調 子を整えるホルモンの材料になる大切な物質です。しかし、何らかの理由で異常に多くなると動脈硬化など体に悪影響をおよぼします。

高い場合:動脈硬化・ネフローゼ・甲状腺機能低下症
低い場合:肝硬変・甲状腺機能亢進症

HDLコレステロール(HDL-C)

善玉コレステロールと言われ血管にへばりついたLDLコレステロールを取り除き動脈硬化を防ぎます。HDLコレステロール値を下げる原因としては、喫煙・肥満・運動・不足・糖尿病等があげられます。

低い場合:動脈硬化・高血圧・糖尿病・高脂血症・心筋梗塞・脳血栓症

LDLコレステロール(LDL-C)

悪玉コレステロールと言われ、多くなるほど体に悪影響を与えます。

高い場合:動脈硬化

中性脂肪(トリグリセライド)(Tg)

体内のエネルギーのうち使われなかった物は皮下脂肪として蓄えら れますが、大部分が中性脂肪です。多くなりすぎると、コレステロールと同じく動脈硬化の危険が高くなります。

高い場合: 糖尿病・動脈硬化・アルコール性肝障害・肥満   低い場合:甲状腺機能低下症

尿酸(UA)

尿酸は、痛風の原因となる物質です。激しい運動や、ストレスなどで体内に作られるだけではなく、プリン体という物質を多く含む食品を摂り過ぎても尿酸値は高くなります。

高い場合:痛風・高血圧・腎機能障害・前立腺肥大

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