『 まつもと薬局だより 第2号 』

「どうして?」
ワーファリンを服用中は、ビタミンKの活動がおさえられた状態にあります。この時にビタミンKを多量にとると、ワーファリンの作用が減弱してしまいます。ビタミンKは、人の体内において腸内細菌でも生産されます。
納豆(納豆菌)は小量でも腸の中でビタミンKを作りだします。ワーファリンの効き目が悪くなってしまうので、食べないようにしてください(他の大豆食品は大丈夫です)。 クロレラには、ビタミンKが多く含まれています。又、アルコールはワーファリンの薬に影響を及ぼします。飲み過ぎないようにしましょう。
1日量は, ■ビール大瓶 1本 630ml ■日本酒 1合 180ml
ワーファリン服用中の方で健康食品の購入をお考えの方は、必ず主治医の指導を受ける必要があります。
ビタミンK
坑出血性ビタミンとして、ビタミンK(凝固ビタミン:koagulation -V)食品に含まれるビタミンKは“K1”と“K2”があり、その効力 は同等で、熱に安定しています。
・K1は、緑色の野菜(植物の葉緑体で産生)に含まれています。
・K2は、微生物により作られるので、発酵食品(納豆菌など)に含まれています。
ビタミンKは脂溶性ビタミンで、豆類・緑黄色野菜・海藻類・鶏肉の 皮・油脂類等に多く含まれています。
成人一人一日当たりの目安量 男子80μg 女子65μg
- ≪ 主な働き ≫
- ・血液凝固に冠せる成分で、血液凝固を促進させる。
・骨粗鬆症を防止し、骨の形成を促す。 -
≪ 欠乏症 ≫ - ・血液凝固時間がのびる。新生児出血疾患
| そ の 他 の ビ タ ミ ン K の 多 く 含 ま れ る 食 品 可食部 100gあたり | |||
|---|---|---|---|
| 食 品 名 | μg | 食 品 名 | μg |
| 抹茶(1人分約5g) | 2900 | 大根の葉(1本分の葉95g) | 270 |
| カットわかめ(1回量3g) | 1600 | ほうれん草(1株25~50g) | 270 |
| 味付けのり(5枚入り2g) | 650 | 春菊(1本20~30g) | 250 |
| モロヘイヤ(1袋 110~140g) | 650 | 小松菜(1株30~50g) | 210 |
| 乾燥ひじき(1人分 5~10g) | 320 | にら(1束100g) | 180 |
| かぶの葉(1個分20~25g) | 320 | 青汁 | 75~165 |
| こんぶの佃煮 | 310 | ※参考 五訂食品成分表より | |
※その他の食品に関しては、一時的な大量摂取をしなければ、問題ありません。







