まつもと薬局便り第25回 血糖値のお話

新しい年を迎えても、やっぱり運動療法が一番!!

 一年の中で、血糖管理が一番難しいのがこの時期です。気温は低く、普段からこころがけている歩行運動は徐々にしなくなり、日常生活でも体を動かさなくなります。それに伴い年末行事、クリスマス、お正月等でおいしい料理がたくさん出てきます。毎年のことですね!

 

でも諦めないでください。北海道には、自然の恵み”雪”があります。普段、できない歩行運動の替りに「雪かき」をしましょう。せっかくの目の前にある厄介者を利用してカロリーを消費させましょう。腰が痛くできないと言わないで5分、10分・・・腕力、腹筋、背筋が使われ筋力のアップがカロリー消費の一番の近道です。体に自信のない方は雪かきと思わないで運動と思って足腰に負担をかけないでできる方法でやってください。寒いので日中の暖かい時間帯を選んで風邪をひかないように注意ください。

運動療法によるカロリー消費一覧

※ 女性→50㎏、男性→70㎏ の場合の目安です

 kcal

商品紹介

low

※大幅なカロリーオーバーした日の調整用としてお使いいただくのを、おススメします。基本は、主食、主菜、副菜を考えたお食事を心がけ下さい。

 

血糖値のお話

そもそも血糖値って??

【血糖】とは、血液中にあるブドウ糖のことをいい、【血糖値】とは、その血液中のブドウ糖の濃度を表したものになります。ブドウ糖とは、3大栄養素である“糖質”が、そのままでは体に吸収出来ないので、吸収出来る形に変化したものです。このブドウ糖が、小腸までいって吸収され、血液により全身に運ばれると血糖値が上がります。健康に関わらず全ての人が、食事をすることで血糖値が上がります。

 

どうしてこわい!?高血糖

高血糖とは、血液中のブドウ糖が通常よりも多い状態のことをいいます。なぜ、高血糖が問題なのかといいますと、砂糖をいっぱい入れた甘~い砂糖水をイメージしてもらうと解かりやすいと思います。通常の何も入っていないまっさらな水は、サラサラとしていて粘りやべたつきを感じません。しかし、砂糖をたっぷりと入れた、砂糖水はどうでしょうか??手につくとベタベタしたり、砂糖が多ければ多いほど、ドロドロしますよね。高血糖では、血管の中で血液が、この砂糖水のような状態になってしまっているのです。全身に栄養素を運んでくれる大切な役割をしている血液が、このようなドロドロベタベタした状態が続けば、体に異変が起こってもおかしくありません。高血糖は、さまざまな病気の要因になり得ます。

 

血糖値の基準値

血糖値 基準値  空腹時血糖値 食後2時間血糖値
正常値

100未満

140未満 

正常高値

110未満

140未満 

境界型

110~126未満 

140~200未満 

糖尿病

126以上

200以上

※血糖値は、その日その時の食事などで変わりやすいものです。

 

HbA1c(NGSP値) 65%

 ※HbA1cとは、1~2か月間の血糖値の状態を表したものです。

 

血糖値を上げないためには…??

高血糖対策はまず、生活習慣を見直すことが大切ですが、決してむずかしく考えることはありません。

 「野菜から食べましょう。」「夜遅くに食事をするのは避けましょう。」「食べ物をよくかみましょう。」など、誰もが一度は言われたことのあるセリフがあります。これらは、決してただ単に言われているのではなく、理由があって言われていることなのです。当たり前に注意されてきたことが、しっかり出来ているのかを、もう一度見直し、それを実践していくだけで、改善出来る生活習慣があると思います。

 また、運動に関しても、きちんとした運動らしい運動を意気込んでやるのではなく、日々の生活の中で、体をより動かすよう意識するだけでも、活動量は変わってきます。