まつもと薬局便り第24回 運動について

運動について

日本人の約2/3近くの死因となっている生活習慣病は、食生活のみにより、引き起こされるものではありません。運動不足や喫煙、肉体的・精神的ストレスなども原因の1つです。 その中でも、運動不足は過食との相乗効果によって肥満を招きやすく、さまざまな病気を誘発します。生活習慣を改善するためにも、日々の生活の中に運動習慣を取り入れていきましょう。

運動をするうえで大切なのが、運動を継続して行い、習慣化していくことです。いくら1時間や2時間ウォーキングしたとしても、それが1度や2度でやめてしまえば意味がありません。出来れば週3回、1日おきくらいのペースで続けていくのが望ましいです。しかし、運動の大切さも、続けていかなくては意味がないことも、多くの方が理解していることだと思います。解っているのに続けられない、それが運動です。そこで、改めて「運動をしよう!!」とするのではなく、まずは今の生活を一工夫し、運動不足を解消していくことから始めてみてはいかがでしょうか。

忙しくて運動する時間がとれない・・・そんな方へオススメ

 日常生活の中でちょっとひと工夫

 

運動の種類

運動には大きく分けて、息をとめて「グッ」と力を入れる短時間で行う“無酸素運動”と、逆に息を止めずに長時間行う“有酸素運動”の2つがあります。これら2つの運動は、それぞれ違う役割があります。

 

  有酸素運動 無酸素運動
特徴

instructor酸素を取り入れながら、継続的に弱い力を筋肉にかけ続けることで、エネルギー源として、体内に蓄えられている体脂肪を燃焼してくれる効果があります。

酸素を必要とせず、瞬間的に強い力を必要とし、体内にあるグリコーゲン※をエネルギー源として使い、筋肉をきたえることが出来ます。

※グリコーゲン…ご飯などの炭水化物(ブドウ糖)を食べた時に、エネルギーとして使われず、余ったものがグリコーゲンとして、「いざっ!」という時のために肝臓や筋肉に蓄えられます。

運動

hashiruウォーキング

軽いジョギング

エアロビクス

エアロバイク

ゆっくりとした水泳

training筋肉トレーニング

短距離走

効果

hai体脂肪を燃やす

心肺機能が強くなる

chikarakobu基礎代謝量が増える

(太りにくい体になる)

体型にメリハリがつく

注意点

水泳やジョギングなどの有酸素運動も激しく行えば(息があがるほど)無酸素運動になってしまう

sinzouhossa齢者や高血圧などの疾患がある人は、
運動中の心臓発作などの危険を伴うため、控えなければならない

 

生活習慣病を予防するだけではなく、ダイエットを目的とする場合は、両方の運動を組み合わせていくことが、成功へのポイントになります。

 

見直されるラジオ体操

子どもの頃、誰もが一度はおどったことがある、昔ながらのラジオ体操が、最近見直されてきています。ある大学の教授は、「ラジオ体操は、全身偏りなく、どの部分の筋肉にもアプローチしてある、よく考えられた科学的な体操」と絶賛するほどです。

 

きちんと行うと

① 肩こり、腰痛、便秘解消

② 脂肪燃焼、セルライトを減らす

③ 美しいボディーライン(美脚、くびれ、小尻、二の腕、背中の引き締め)

などの効果が期待されます。