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 学   習   会  

りんについて

1) リン(P)とは・・・・・

  • 体の中にある細胞内で、エネルギーの代謝や、細胞の機能に必要な種々の化合物として存在し、副甲状腺ホルモンや、ビタミンDなどと密接な関係を持っているものです。
  • リンはカルシウム(Ca)と結合し、骨を構成しています。体の中にあるリンの総量は、約0.7〜0.8kgで、約85%が骨に存在しています。
  • 骨以外に存在するもの(例えば血液の中にあるものや細胞の中にあるもの)は、およそ一定の濃度に保たれていて、どちらかが欠乏すれば、骨からリンとカルシウムが溶け出して常に一定の濃度を保つように働きます。

2) リンの制限

  • 腎不全が進んで、リンの排泄が行われなくなると、体(血液の中)にリンがたまり、血清リンが4.5mg/dl以上(正常値は3.0〜4.5mg/dl )の高リン血症となります。
  • 血清リンが高い要因は食事で、通常の一日の食事では約1200mgのリンが含まれています。一日600〜800mg以内としましょう。
  • 食事療法のみならず、余分なリンを排泄するための薬物療法が必要になります。

★ 食べて良いもの悪いもの

  • 食べては行けない食べ物はありませんが、リンを多く含む食品を良く覚えておき、血中のリン値が高い場合は控えるようにしましょう。
  • リンは、食品によって、調理方法を工夫することで減らすことが出来ます。

★ カルシウムの補給を十分に行なう。

  • カルシウムを十分に摂取することは、一方では血液中のリン値を抑えるように働くことが知られています。
  • 腎臓病患者さんでは、一般的に低カルシウム血症の場合が多く、カルシウムの摂取は十分に行なうことが大切です。

★ 排便習慣をつける

  • 便中に排泄されるリンの量は、1日あたり400mgです。
  • 1日1回の排便を目標にコントロールする事が、結果としてリン値の安定化につながります 。

★ リンコントロールの重要性

  • 血清リン値が高くなると、逆に血清カルシウム値を低下させ副甲状腺機能を亢進させます。
  • これが腎性骨異栄養症の主な原因の一つで、骨のカルシウム含量を低下させ、骨痛、関節痛、病的骨折をきたします。

★ 高リン血症の予防

  1. 食事制限によって、体の中に入ってくるリンの量を減らしましょう。
  2. お薬は、食事の中に含まれているリンを吸着し、体の中に吸収されるのを防ぎます。

 

 

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